マスコミの報道は蛸の足食い⁉

ズーム・ビデオ・コミュニケーションンズの株価が上がり続けている。

f:id:uga-tsu:20200416163538p:plain

新型コロナウイルスに伴う、緊急事態宣言によって、打合せや会議をzoomで…と言う人が増えているからのよう。

 

 

マスコミでは、連日「めちゃくちゃ不景気が来るよ」と不安をあおるような情報が、垂れ流されていますが、こんな中でも、売れてるものは売れている。

 

まず、代表的なものは、コロナ関連グッズ。
マスクや消毒用ハンドジェルはもちろん、UV殺菌ライト、ウィルス対策帽子、次亜塩素酸水生成器などなど。体温計も売れているようで、体温計用のボタン電池も生産が追い付かないくらいになっていると聞いた。

 

こういった直接的にコロナに関係あるグッズ以外にも…。
「中国から輸入不可となった商品の生産の依頼が殺到!」 電子計算機等製造業
「テレワーク関連の案件増加が急増中!」 ソフト受託開発業
「外出が減ることで宅配の需要が高まっている!」 飲食料品小売業
などなど、コロナの影響を受け、特需と言っていい状況になっている企業や商店も出てきている。


つまり…。
マスコミが言っているように、「コロナの蔓延=景気後退」ではなく、コロナの蔓延によって、ニーズが変化しているだけ…なのだ。

 

コロナが蔓延することで、人々の営みに変化が起こり、その結果、新しいニーズが生まれたり、これまで顕在化されてなかったニーズが明確化されてきている。
それに対応している企業は、正直、儲かっているのだ。


どんな視点で見るのかで世の中(現実)はまったく違ったものに見える

 

「コロナの蔓延=景気後退」という視点で見てると、そこから生まれてくるのは、「どうやって自己防衛していこう」って守りの発想。
「コロナの蔓延=ニーズの変化」という視点で見ていると、「どこかにチャンスはないかなぁ」って攻めの発想が出てくる。

 

前者と後者では、まったく違う結果になる。

 


不安を掻き立てるような情報の方が、確かに視聴率が取れる。

 

でも…。
視聴率は取れるだろうけど、マスコミは、企業からの広告費で運営されているから、不安をあおって、不景気が進んだら、困るのマスコミだと思うんだけど…。

 

もしかして、あれか?
タコは、ストレス感じると、自分の足を食べるって言うけど…。
最近、TVを見る人が減っているというストレスから、「あとは野となれ…」論法で、目の前の視聴率さえ取れれば、広告費出してくれる企業が減ってもいいと思っているのか?

f:id:uga-tsu:20200416163658j:plain

 

ちなみに…。
タコには再生能力があり、敵に襲われて切れてしまった足は再生するけど、自分で食べてしまった足は再生しないという。

 

マスコミの場合はどうなるのでしょうねぇ…。